今、積極的に中学受験を選択すべき理由(1)

昨年より世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。当然私達の生活にも深く影響を与えています。
飲食業、食品の卸売業をはじめ大変でない業種のほうが少ないのかもしれません。
しかし、その反面　今　中学受験熱はコロナ以前より高くなっています。実際、入塾の相談の半分以上は中学受験がしめます。
それにはいくつかの理由があります。

東京都内において有力な私立高校の高校募集がなくなっていること

少し前まで高校募集をおこなっていた難関校は軒並み高校の募集を停止しています。2021年からは豊島岡女子学園、本郷高校なども停止する予定です。

高偏差値帯ではとりわけ　いわゆる進学校、一般受験で国公立大学をはじめとする難関大学を目指す生徒の受け皿となる(高校から受け入れてもらえる)学校の減少が顕著です。
偏差値が高い高校の受験を考える生徒は私立では早慶MARCHの附属校しか選択肢がなくなる日がくるかもしれません。

実は都立高校でも…

それならば、日比谷高校等の名門都立や都立中高一貫校に高校受験ではいればよいのではないか。そう考える方も多いでしょう。

しかし、都立中高一貫校でもその流れは見られ、現在高校募集がある都立中高一貫校も順次高校募集を停止し、すべての学校が完全中高一貫化します。

そう実は都立も高校募集が減少します。そして、滑り止めのことを考えない訳にいきません。万が一の事を考えると、進学校進学を目指す生徒には高校受験での入学は厳しいと考えざるをえません。