理系の理科選択(5) 中堅までなら生物も有効
最近でも、当塾では 昨年度の防衛医科大学校医学科合格、今年度の杏林大学看護学科合格と 医療系の受験も支えてきました。
東京大学理科一類と同程度の難関である防衛医科大学校の昨年度の受験では、やはり 物理化学選択。
しかし、今年度の杏林大学の受験では 生物選択でした。
決して数学の苦手な生徒さんではなかったのですが 生物を選択しました。(ちなみにこの生徒さんのお兄ちゃんは物理化学選択で早稲田大学理工学部進学ですので、面白いものですね)
私から見た この生徒さんの特徴としては、きちんと記憶が定着するまでしっかり学習ができる というものです。 いわゆるコツコツ出来るそんな印象です。
実際の入試において、杏林大学の入試では高得点が要求されたのですが、自己採点の結果 満点 で、第一志望に入学となりました。
今年の入試結果からも 難関大まで視野にいれない、かつ 志望がゆるがない、かつ コツコツやれる生徒さんであれば 生物を選択というのも悪くないかな と思います。
反面、ケアレスミスが多かったりする、おっちょこちょいな生徒さんは向かないかもしれないですね。 やはり人気のある例えば医療系などでは高い得点率が求められる場合が多いので。
総合すると条件さえ満たせれば 生物受験もナシではないといえます。