ipad Pro13(M4)とApple Pencile Pro

ipad Proを新しくしてからしばらく経ちました。

一世代前のipad Pro11(M2)と最新のipad Pro13(M4)との違いを”授業で使ってみて”という視点で書いてみようと思います。

13inch大画面による恩恵

まず、前のipad Proは11inchでしたので画面二分割がサイズ的にきつかったです。

新しくなったipad Proでは一画面で電子化されたテキストや生徒さん持参のプリントを参照しながら、もう一画面でノートに書き込みできるのがとても便利です。

(iphone15proで撮影)

勿論 直接PDFに注釈をつけたり図に書き込んだりもできますが、数学などでは解くために必要な計算や図も多いので、直接書き込むまたは二画面目のノートに書き込むどちらでも”選択可能”というのはとても大きいです。

また、最新型は大変薄く軽くなりました。

1世代前のiPad Pro13inchと比較して厚さは6.4cm→5.1cm そして重さもcellularモデル、Wi-Fiモデルいずれも100g以上軽くなりました。

ケースに入れていますがそれでもその恩恵はとても大きい。

カバンに入れているとあれ忘れたかな?と一瞬勘違いすることもあるほどです。

Apple Pencil Proの新機能スクイーズとバレルロールについて

※ Apple Pencil Proは新型のiPad Proまたは iPad Airにしか対応していません。ご注意下さい。

授業においてノートはgoodnotes6を使用しています。

Apple Pencil Pro新機能のスクイーズはペンをむぎゅっと強く掴むとペンが振動し、ノート上のペン先近くにパレットが出現します。

これはとっても便利。細かいことの積み重ねでも何百回何千回ともなると大きな違いになります。

goodnotes6ではスクイーズで出現するパレットにundo、ペン、蛍光ペンなどの選択の他 スライドさせると修正テープなどが表示されます。

特にペンの色の選択が便利! 欲を言えばもう少し多くの色を選択出来るようにしたい!

きっとそのへんは今後のアップデートで実装されるでしょう。

これだけでも新しくした価値はあると思います。

尚 ペンが振動する触感フィードバックという機能は以前から搭載されていたペン先を二回とんとんと叩くダブルタップの時(通常ペン⇔消しゴム 交換)でも発動しますよ!

バレルロールですが、授業でノートに記入という部分ではあまり役にたたないと言ったところです。

なにか良い使い道が見つかると良いのですが。

M2から新型M4チップに進化

CPUのパフォーマンスが1.5倍になり、全ての処理が高速化しました。

一つ一つは小さな違いですがそれでも積み重なるとストレスがかかるものです。特に動画編集をiPad Proでやられる方は特に違いが大きく感じられると思います。

省電力化については11inchから13inchに変更した事もありますが、バッテリー持続時間については期待していたほど大きく変化したとはあまり感じられませんでした。

新しいUltra Retina XDRディスプレイ

新型のディスプレイですが、大画面にした事もあり期待していた事のひとつでもありましたが、ノートの表示は勿論、動画再生などでも格段に進化したと感じます。

特に画面の明るさを落としても見やすくなったと実感します。

総括

iPad Pro とても高くなったけど買う価値があるのかなあと思案されている方も多いと思います。

価格が上がった分どうなの?という視点で考えがちですが、価格上昇は昨今のご時世の影響が強いと思います。

使用してみた感想は十分に進化していると感じました。おすすめできます!